お口の中を拝見し、虫歯や歯周病の有無など現状を確認させていただきます。
パノラマエックス線写真、口腔内写真、歯周組織検査、虫歯検査をおこない、これらの検査をもとに口の中全体について総合的に診断を行い、インプラントのみでなく残存歯も含めた治療計画を立てます。
治療を担当するドクターは、患者さんの口の中の状態はもちろん、全身の状態を把握した上で治療計画を立案します。
また、患者さんは医師の説明を聞き、自分の治療について十分に理解し、納得してから治療を受けることが大切です。患者さんはドクターの説明を聞き、自分の口腔内状態について理解し納得してから治療を受けることが大切です。
お口の中を拝見し、虫歯や歯周病の有無など現状を確認させていただきます。
パノラマエックス線写真、口腔内写真、歯周組織検査、虫歯検査をおこない、これらの検査をもとに口の中全体について総合的に診断を行い、インプラントのみでなく残存歯も含めた治療計画を立てます。
全身疾患により、感染しやすい、傷が治癒しにくい場合などは、インプラント治療のリスクが高まります。糖尿病など血糖値がコントロールされていない場合は、まず糖尿病の治療を行い、血糖値がコントロールされてからインプラント治療を行います。
骨量が不足している場合には、骨を増やす骨造成治療を行います。骨造成治療のタイミングは次の2種類あります。
通常、骨移植をしてから4~9か月程度の治癒期間の後、インプラント手術を行います (使用する骨移植材料・治療部位や範囲による)。
歯の欠損部にインプラントを入れるスペースが不足している場合や歯並びを治す場合には、矯正治療を先に行います。
インプラント手術と同時に足りない部分に骨を移植します。移植した骨がしっかりと自分の骨に置き換わってくれるのに6~9ヶ月程度待ちます。
局所麻酔のもと、インプラントを埋入する手術を行います。インプラントの種類は、骨の質や量、治療部位によって適切なものを選択します。
コンピュータガイデッドサージェリーとは、専用のソフトウェアを用いて、コンピュータ上でインプラント治療を計画した後、手術用のガイドを作製し、ガイドを用いてインプラント手術を行うことです。
これにより、計画通りの位置にインプラントを埋入することができ、より安全で正確な治療を行うことができます。
具体的には、人工歯の形態、使用するインプラントの種類とインプラントを埋め込む位置・角度・深さなどを計画します。
インプラントが理想的な位置に埋入されれば、機能性や審美性に優れた人工歯の作製が可能になります。
インプラントと顎の骨が結合するまでの治癒期間は、骨の状態および全身の健康状態により異なり、2~3ヵ月程度で結合する場合もあれば、6ヵ月程度かかる場合もあります。骨造成治療を行った場合は、治癒期間が長くなることがあります。
表面性状が超親水性のストローマン社のインプラントを使用しているので、最短で治癒期間を3~4週間にまで短縮することができます。
インプラントと骨が結合した後に、アバットメントと呼ばれる土台を装着します。アバットメントとは、インプラントと人工歯(被せ物)をつなぐ部品です。
アバットメントには様々な種類があり、個々の症例に適したものを選択します。必要があれば仮歯を装着して見た目や使用感を確認し、問題なければ最終的な人工歯を装着します。
インプラント治療は人工歯が装着されたら終わりというわけではありません。
インプラントを健康な状態で長持ちさせるためには、インプラントおよび残存歯を清潔に保ち、定期的に検診を受け、メンテナンスを行う必要があります。
インプラント治療が成功しても、治療後に口の中の衛生管理ができていなければ、インプラントは感染してインプラント周囲炎になることがあります。また定期的に咬み合わせのチェックを行い、必要があれば調整を行います。